資金繰りや事故などの時に!運送業でのファクタリング使用例3つをご紹介

運送業

 

運送業のイメージ

 

運送業は業界全般的に売掛サイトが長く60日が相場です。
ガソリン代、高速代、整備代などのコストも大きく、運転資金のカツカツな業者は非常に多いです。

 

全般的に元請はファクタリングへの理解に協力的で3社間ファクタリングによる契約事例が多いです。

 

ほかにも、事故、故障、購入などの大きな出費によって2社間ファクタリングで直面した資金難を解決するケースも多数あります。

 

近年は競争激化による価格の下落や高騰するガソリン代によって運送業におけるファクタリング需要は高まっています。

 

 

活用事例①ベンチャー企業の資金回転効率化

運送業は営業許可(緑ナンバーの取得など)とトラックさえあれば仕事を獲得するのは、それほど難しくありません。

 

雇われドライバーの独立するケースも多いのですが、入れ替わりの激しい業界ということもあって、実績のない新参業者は銀行融資を受けるのが難しいです。

 

開業資金は貯金等で工面できても、仕事を受注した後の燃料代、高速代で財務の圧迫されるケースが多いです。

 

ファクタリングは元請会社の信用さえあればベンチャー企業でも活用できるメリットがあります。

 

元請会社も立ち上げてまもない会社であれば、ファクタリングに協力的で老舗に比べても3社間ファクタリングの同意を得られやすいメリットがあります。

 

資金力よりも、安い単価で仕事を請けてくれることや、納期に確実に届けてくれるドライバーの品質を重視されるのが運送業の特徴です。

 

 

 

活用事例②事故による資金調達

トラックは事故を起こす事例も多く、保険も高額なため、車両保険に加入している業者は大手を含めてほとんどありません

 

事故が起こると賠償金が発生するだけではなく、すぐにトラックを直さないと売上にも大きな影響を与えてしまいます。

 

銀行融資は手続きに時間がかかりますし、事業拡大ではなく損失補填の資金調達だと金融機関はシビアに判断します。

 

2社間ファクタリングはスピード対応に強い業者なら最短1日入金を可能にするなどスピーディーな対応ができます。

 

すぐに使う予定がなくてもトラブルによる突発的な出費が発生しやすい運送業はファクタリングというカード(選択肢)を手元に持っておくと便利です。

 

 

 

活用事例③元請からファクタリングを提案するケースも

長期化するガソリン価格の高騰によって業界では全般的に単価の見直しが進んでいます
特に中長距離輸送の仕事はガソリン代を補填できるだけの単価アップを行うのが一般的です。

 

しかし、元請側から見てもそこまでの余裕を持っていないことはよくあります。

 

下請業者からの不満の声とガソリン価格の高騰に板挟みされて悩んでいる経営者も多いですが、単価を上げなくてもファクタリングによって下請会社の資金回転を改善することで解決できる場合もあります

 

燃料代を考慮した単価交渉をしたら、元請からファクタリングの活用を提案されるケースもあり、好条件の3社間ファクタリングによって決着する事例があります

 

下請から見れば単価を上げてもらった方が嬉しいと思うものですが、付き合いを重視する運送業界であれば元請の苦しい時に手助けして付き合いを続けるのも大切なことです。