介護事業においてファクタリングを行うメリットデメリットとは?

介護

 

介護施設で働く方々

 

介護事業は介護保険が絡むことが多く、売掛サイトの長いデメリットがある一方で、ファクタリングなら売掛先は国保連になるため安い手数料で資金調達できるメリットがあります。

 

介護保険事業者は売上が発生すると、レセプト業務にて集計や請求内容の確認をした後に、国民健康保険団体(国保連)へ介護報酬の請求をします。

 

売掛サイトは45日ですが、レセプトによる請求業務は月に1回のため、実質は回収するのに平均2ヶ月かかります。

 

介護事業は世間の思っている以上に儲からない業種で運転資金確保でファクタリングを活用する需要が高いです。

 

また、介護事業は小規模デイサービスをはじめ少ない資金で開業できるメリットがあります。

 

最初はリスクを回避した運営を行い、実績をつくると利益率を高めるための投資をするケースも多いです。

 

クリニックなどの診療報酬ファクタリングと同様に、介護ファクタリングは3社間の同意を確実に取れて安い手数料で利用できるメリットがあります。

 

 

活用事例①福祉用具貸与業者の自社在庫導入費用確保

介護保険は在宅介護の環境を良くするためにできた制度です。

 

需要の大きいサービスとして福祉用具のレンタル(貸与)サービスがあり、業者の規模を問わず商品ラインナップを確保するために卸会社を使って依頼の入った都度、介護用品を卸から借りて利用者に又貸しするのが一般的です。

 

大手は介護用ベッドやスタンダートな車いすなど、よく出る商品は自社在庫で対応しています。

 

当然、自社在庫の方が利益率は良いのですが、導入時にはコストがかかりますし、自社在庫での運用をするには滅菌設備も揃えないといけません。

 

近年は大手で働く従業員が独立開業する事例が増えていて、当初は卸業者を100%使い、ある程度の実績ができてから自社在庫も扱うのが一般的なベンチャー企業の成長フローです。

 

レンタルの依頼を受けた都度購入するので、時間のかかる銀行融資よりも依頼に応じてスピーディーに資金調達できるファクタリングは活用するメリットが高いです。

 

ストックビジネスで顧客が増えれば毎月安定した収入を確保できますし、手数料を払っても自社在庫に切り替えることで長期的に利益率を高められるのでファクタリングとの相性が良いです。

 

 

 

活用事例②利用者の減少による運転資金ショートの対応

介護は要介護状態に応じて使うサービスが変わってきます。

 

老化で独立した生活の困難になっている高齢者を相手にするので、安定して長期間利用してくれるケースは少ないです。

 

利用者の入れ替わりの大きい業種なので売上も安定しません。

 

たとえば定員10名のデイサービスにおいて、今月は10人だったのに翌月は5人に減ってしまうケースはよくあります。当然、売上も半減しますが家賃、人件費などの固定費は変わりありません。

 

こうした売上の減少した際の運転資金をカバーする際にファクタリングを活用するケースは多いです。

 

売掛サイトが長いので、利用者の実績に応じてすぐに現金化すれば管理しやすくなるメリットもあります。

 

ほかにも介護業界は労働環境が悪くて仕事内容もやりがいはあるものの激務です。

 

人の入れ替わりの激しい業界で、人員不足によって求人広告を出したり、派遣会社を使って補填するなど運営費用の高騰で資金ショートしてファクタリングを利用するケースも多数あります。